近年子育て世代に増えている帯状疱疹は、水膨れを伴う発疹が帯状に出現する疾患。水疱の2、3日前から痒みや痛みを感じ、1週間後に水疱が多発し発熱や頭痛が起きる人もいる。発疹が治っても10％から50％の割合で神経痛が残るとの報告もある。重い後遺症もあり、注意が必要なのは顔でめまい・耳鳴り・顔面神経麻痺・視力低下につながることもある。子供の頃に水疱瘡を発症し、治ったあともウイルスが長期間潜伏し、免疫力が低下した際に帯状疱疹として発症する。誰もが発症するリスクがあり、80歳までに約3人に1人が発症する。早めに薬を飲むとしびれや神経痛を短くし残らないようにできると言われていて、発疹が出たら早く薬を飲むのが大事。帯状疱疹は2014年以降、発症率が増加している。