多くの企業で10月1日に行われるのが一般的な内定式。学生優位の売り手市場が続く今、この時期になっても尚企業は採用活動を続けざるを得ず、学生が複数の内定を持っているケースも見られる。こうした中、あえて内定式を10月下旬に遅らせる企業もある。その狙いについて、人材紹介会社の人事部長は「さまざまな環境が内定者にある中で、そういった方たちの受け皿になるようなことを考えて内定式を遅くしている」と話す。リクルートワークス研究所の古屋星斗主任研究員は「企業が学生を囲い込む場から学生が企業を選び直す場に変化している」との見方を示している。
