身近なものを研究し楽しく答えを出すをテーマにした今どきの自由研究を取材。東京・渋谷区で飲料メーカーが協力した自由研究イベントが行われた。い商品をお手本においしいお茶を作る。試行錯誤し自分なりの答えを出すのが狙い。イベントの発起人である沼田晶弘さんは東京学芸大学付属世田谷小学校教諭。掃除の時間はダンスを踊る、ダンシング掃除など子どものやる気を引き出すユニークな教育法が注目されている。今回は沼田さんの考案でお茶の自由研究。繰り返し試すことに。まずはお茶の味を知ろうということでクイズ。配られたのは100g300円と、1500円の茶葉のお茶。どちらが1500円の茶葉か。正解はB。味の違いを知った上でその茶葉を組み合わせながら商品をお手本に自分なりのおいしいお茶を研究。お湯の温度が高いと苦みが出ると導きだした子どもたちは温度と茶葉を変えた4種類のお茶を用意。これらをブレンド。あくまでも子どもたちだけで答えを出していた。何度も試すことで考える力を育む、それが今の時代に求められる自由研究だと沼田さんが言う。