おととい、都内で元宝塚歌劇団星組トップスター・柚希礼音のリサイタルが開催され、多くのファンが詰めかけた。柚希さんは1999年宝塚歌劇団に入団。舞台映えする172センチの身長と、卓越したダンスで星組トップスターとして活躍。2015年に行われた退団公演には、別れを惜しむファンが1万2000人も集結。宝塚の伝説の男役として語り継がれている。宝塚歌劇団退団から10年、現在舞台を中心に活躍。今回シャンソンに挑戦した。宝塚歌劇団の先輩、日本シャンソンの女王とも呼ばれた越路吹雪さんのレパートリーでリサイタルに挑んだ。宝塚時代から数えて25年あまり、数々の大舞台を経験して来たが、越路吹雪さんの存在は柚希さんを緊張させる。しかし舞台の幕が上がると、シャンソン初挑戦とは思えぬ圧倒的な歌唱力で、越路吹雪さんの代表曲「愛の讃歌」などを披露。女優・市毛良枝さんがゲスト出演し、語りでリサイタルに彩りを添えた。さらに宝塚の男役を彷彿させるタキシード姿で、キレキレのダンスを披露し、観客を魅了した。観客2000人、満員の会場をとりこにしたリサイタルは無事終了。成功の裏には柚希さんは本番前に入念にリハーサルをする柚希さんの姿があった。貴重感漂うリハーサル中、ノンストップのカメラは柚希さんのギャップ萌えポイントを捉えた。