来週全国公開の映画「フロントライン」。伊藤さとりさんが解説する。新型コロナウイルスを描いた作品だ。日本ではじめての集団感染が確認されたダイヤモンドプリンセスが舞台となる。乗客上位院は3711人。船内での死者は0人だった。未知のウイルスに急遽対応することになったDMAT(災害派遣医療チーム)を軸に乗客・上院などそれぞれの最前線に迫った事実に基づく物語だ。主演は小栗旬さん。医師を窪塚洋介さんが、厚生労働省の職員を松坂桃李さんが、DMATのメンバーを池松壮亮さんが演じる。新型コロナウイルスが確認されたのは今から5年前の2020年1月。人から人への感染も判明。2020年2月にダイヤモンドプリンセスで集団感染が確認された。ウイルスの猛威が広がった。2020年2月にはマスク・消毒用アルコールなど品切れになった。スポーツ・音楽などのイベントが中止になった。学校も臨時休校になった。2020年4月には初の緊急事態宣言が出された。差別や偏見を生まないように客観的な情報を伝えるようにつとめたと八代弁護士がいう。この映画は、感染が発覚してから全員が下船するまでの1カ月を描いた映画だ。伊藤さとりさんは、目頭が熱くなる作品だという。2020年2月ダイヤモンド・プリンセス号が横浜港に入港。DMATの結城英晴のもとに、連絡が入る。新型コロナウイルスの陽性が出たと。当時日本にはウイルス対応の専門機関は存在していなかった。厚生労働省の立松信貴と結城が中心となった。船内で指揮をとったのは仙道行義。次第に世間からの風当たりが強くなる。キャストが豪華だと伊藤さとりさんがいう。DMATの動きがよくわかる映画だとのこと。