地上37mの運転席からコンテナを移動させるガントリークレーンの操縦に密着。レバーを使って前進後進などを操縦し、デッキマンの指示でコンテナを運ぶ。コンテナの四角には穴が空いており、その部分にクレーンにあるツイストロックを入れることでがっちりホールドされる。その幅は12cmで誘導があるものの30m以上先の穴を目視でガンマンは入れている。さらに持ち上げたアトも運転席を前後させて揺れを軽減させている。操縦するには「クレーンデリック」という資格が必要で学校で習って取得。免許取得後も訓練を重ねて1人前になる。
作業開始30分でコンテナを降ろしきる。作業終了と思われたが続いてクレーンの先端をデッキに取り付けると開いてその下にもコンテナが入っていた。さらに40分かけて作業は完了。この日は1個あたり2分弱のペースでコンテナを降ろし、荷降ろしが終わったら積み込み作業が行われる。船内に積み込む時はガイドに沿って積み込んでいく。中には数千万円相当の商品もあるためぶつけないようにプレッシャーもある。