廃業の危機に追い込まれた群馬県の老舗温泉旅館を、現役高校生の若女将が切り盛りして話題となっている。高校で得た学びを武器に、宿の立て直しに挑んでいる。湯端温泉・桑子友菜女将は通信制の高校に通う3年生。群馬県高崎市で1971年に創業した湯端温泉は、長年地元の人に親しまれてきた。家業の温泉宿を引き継いだのは去年の春。きっかけは高校でビジネスについて学んだこと。ビジネスに興味を持ち始めた時に温泉が休業に直面し、大好きな温泉を守りたい一心で両親に名乗り出たという。去年の宿泊業の倒産は89件。2年連続で増加し、特に施設の老朽化による廃業が目立っている。再建に向けまず着手したのはホームページ。安さではなく貸し切り風呂の魅力を発信。サイトを一新し、家族連れなど新たな客層を呼び込んだ。母とは発想も違い、お互い刺激になっているという。
