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「火山噴火予知連絡会」 のテレビ露出情報

10年前の9月27日。長野と岐阜の県境にある御嶽山が噴火し58人が死亡、5人が行方不明になっている。当時山頂にいた女性。河口を見ていると突然爆風を感じ、噴煙が見えたという。山頂にある神社の祈祷所の横に腰を下ろし、リュックサックで頭を守りながら降り注ぐ噴石に耐えていたという。登山者たちを突然襲った噴火。水蒸気噴火と呼ばれるタイプだった。水蒸気噴火は、マグマなどで水が熱せられ水蒸気となって噴出する現象で、マグマが直接関わらないため、明確な前兆を捉えにくく予測が難しいとされている。専門家によると、研究や観測もマグマが直接関わるような規模の大きな噴火に重点が置かれ、水蒸気噴火に対して十分ではなかったという。こうした教訓からこの10年で研究が進んでいる。熱水を粘土層が覆っている場合、粘土層が下からの圧力で破壊されると、熱水が上昇しながら一気に気化し、水蒸気噴火につながるメカニズムもわかってきた。一方で専門家はどのくらい圧力が高まると噴火するかがわかっておらず正確に予測するのは難しいとしている。気象庁も火山の防災情報を見直している。当時、河口付近にいた多くの登山者が犠牲になったことを受けて。噴火したことをいち早く伝えるため噴火速報を導入した。観測体制の強化も行っている。全国の火山で観測機器を増設。データを分析したり現地で観測したりする職員の数を、噴火前の2倍近いおよそ280人に増やした。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年4月22日放送 23:30 - 23:40 NHK総合
時論公論(時論公論)
全国の火山の研究を一元的に進める火山調査研究推進本部「火山本部」が発足した。火山の研究は防災の要なのに体制は先細ってきていたので、そうした危機感から設置されたものだという。そこで今回は研究の現状と火山本部の役割について考える。そこで、これまでの火山観測・研究態勢、大学の火山観測・研究態勢の弱体化 、存続が危ぶまれる焼岳観測点、火山本部の役割、霧島連山・硫黄山[…続きを読む]

2024年4月1日放送 6:00 - 6:30 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(ニュース)
噴火に備えて観測や監視の対象となっている活火山が国内に111あり、気象庁・大学・研究機関が観測や研究を行っている。こうした成果を取りまとめる場として気象庁の火山噴火予知連絡会があるが、観測や研究自体は個々の対応に委ねられており、火山防災の体制強化を求める声があがっていた。これを受けて去年、活動火山対策特別措置法を改正され、きょう文部科学省に「火山調査研究推進[…続きを読む]

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