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「火災の中、家にはさまれ助けを呼ぶ人」 のテレビ露出情報

今月6日で、広島に原爆が投下されて79年。きょう、広島市の小学校では慰霊祭が行われた。この学校の周辺では、5000人以上が原爆の犠牲になったといわれている。79年前の原爆で、大切な家族を失った人がいる。当時8歳だった波田スエ子さんは原爆孤児となった。平和公園にある原爆供養塔には、原爆で亡くなり、引き取り手がいなかったり、名前が分からなかったりするおよそ7万人の遺骨が納められている。両親の遺骨が今も見つかっていない波田さんは、ここで手を合わせる。ただ、みずからも高齢になり、供養塔を訪れることは難しくなってきている。それでも、自分が生きているうちは子どもたちに伝え続けたいと考えている。波田さんはきょう、小中学生などを前に自身の体験を話す予定だったが、体調がすぐれずに、急きょ、証言をまとめた文章が読み上げられる形になった。「はってでも行きたかったが、体が動かなかった」と話していたという。被爆した人の平均年齢は85歳を超えている。その切実な訴えを聞くことが、年を追うごとに難しくなってきている。

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