5年前、韓国では反日感情が高まり、韓国への輸出規制や徴用工問題をきっかけに、日本製品の不買行動「ノージャパン運動」が起こったが、政権交代もあり、「イエスジャパンブーム」となっている。去年11月、日本の町中華そっくりの店がオープンした。店内の手書きメニューもすべて日本語だ。ソウル市内に日本風の店が急増するなか、町中華の店はまだなかったため、差別化を図ったという。中華そばは、日本のものに比べると、しょうゆ感が薄く、あっさりとした鶏ガラベースのスープだという。日本の立ち飲みを売りにした店では、韓国人は話しながらじっくり飲むのが好きで、客が不便に感じるようになり、座って飲めるようにしたという。店主が日本の居酒屋で学んだメニューが評判で、人気になっている。