車の故障となる浸水の経路は3つ。吸気口から浸水しエンジンが停止・再始動しなくなる恐れ。マフラーから浸水しエンジンが停止・再始動しなくなる恐れ。水深が床面を超えると電気系統が損傷し、様々な不具合が出る恐れ。修理か廃車の判断基準は、車の心臓部でもあるエンジンへの浸水と、神経ともいえる電気系統の損傷がポイント。修理しても、新車購入価格を上回る可能性も。修理する場合、補償はどうなるのか。自賠責保険には水害のの補償は含まれていない。任意で入る車両保険の場合には、水害への補償がある。車両保険金額は、契約時に車種や年数などで支払われる保険金が決まる。エンジンなど安全上修理が不可能な全損の場合には、満額が支払われる。全損にならなかった場合、上限として修理費用が支払われる。水没して故障した車は過去にない規模の台数となっているため、運搬や修理業者の対応が追いついていない。損保各社も数千の案件を抱えることになり、支払いまでの期間は通常より長くなる。千葉県の車両保険の加入率は50.5%。昨年の8月に熊本で豪雨があった時に、車両保険の支払いが1万2000台におよんだ。
