アメ横で見つけた上野牛魔王牛肉ラーメンのチャングオ麺。河南省の特別な作り方で、野菜とラム肉を強火で炒めて麺を入れて塩味で煮込んだもの。店名の牛魔王は、西遊記に登場する人物が力持ちの王で、手打ち麺を打つ時に力が必要になるので、店主のキャラが牛魔王に似てるからつけたという。オーナーの1人である西尾さんは中国出身。日本のアニメやグラフィックに憧れて来日し会社勤めしてたが、日本人と結婚して帰化。もう1人のオーナーの王さんは、河南省の食べ物を日本に紹介したいと、西尾さんに共同オーナーになってほしいと頼み、2年前に店を開いた。河南省の料理の中で人気が高いのは麺類。チャングオ麺のスープは、鶏や羊、たくさんの野菜と香辛料でじっくり煮込んで作る。炒めたラム肉にそのスープを入れ、青梗菜や干した豆腐、手打ち麺を入れて強火で煮込めば完成。「牛魔王牛肉ラーメン」は、牛骨スープに18種類の香辛料が入っている。鶏肉を煮込んだ大皿料理「牛魔王ダーパンジー」も人気料理。