モビリティリゾートもてぎで行われたSUPER FORMULA第5戦。2021年と2021年、2年連続でSUPER FORMULAのチャンピオンに輝いたTEAM MUGEN・野尻智紀は、今シーズンは開幕戦と第3戦で優勝し現在ドライバーランキングで首位を走っている。レーサーとしての活動の傍ら大使として地元のPRにも貢献している。さらに自身のYouTubeチャンネルを開設するなどSNSを積極的に活用し、日々モータースポーツの魅力を発信している。迎えた決勝レース当日、サーキットには地元茨城県筑西市からおよそ60人の応援団が駆け付けた。スタートで遅れた野尻は残り13周、タイヤ交換を終えた時点で6番手まで順位を落とすがここから2台をオーバーテイクし4位に浮上し、残りは7周。前方にはトップを走る野尻の後輩、太田格之進と牧野任祐がチームメート同士で激しい優勝争いを行っている。ファイナルラップ目前、トップだった太田がエンジントラブルでまさかのリタイヤ。レースは牧野が今季2度めの優勝を飾った。野尻は3位表彰台でレースを終えた。