埼玉・神川町にある金寿司はネタのデカさから地元客を中心に県外からも多くの客が来るそう。店一番人気の特上寿司はデカネタのにぎりや軍艦、茶碗蒸しなどが付いて3000円。値段が上がればネタも大きくしないと申し訳ないとの思いからデカネタとなった理由とのこと。また知る人ぞ知る隠れメニュー「特上ちらし大盛り」は総重量1キロとボリューム満点。店主の小林操さんは16歳で寿司職人の道へ入ると22歳で店をオープンさせ、同時に結婚しひとり息子を授かった。しかし10年ほどで離婚しシングルファーザーとして仕事と子育てをしてきたそう。そこで少しでも客を増やし、売上を上げたいと考えていたらいつの間にかネタが大きくなっていったという。デカネタと味が評判となって人気店となるも、ギャンブルで借金を作り店を手放したそう。そんな小林さんを支えたのは常連客で、従業員として働いていた店にも足しげく通ってくれたという。そこで小林さんは再び店を買い戻したそうで、店を立て直すことが客への恩返しになるなどと話した。