日本テレビ政治部長・井上幸昌のスタジオ解説。維新の決断はどうなるのか。総理は高市氏で決定なのか。今後、新総理を待つものは。大きな山は越えたと言っていい。あす、政策合意に署名し、連携を進める見通しとなっている。閣僚を出して連携する通常の連立。法案成立のために野党が協力する部分連合。維新は閣僚を出さずに連携する閣外協力を選択すべきとの越えが多くなっている。自民党は複数の閣僚を打診していて、維新を取り込んで政権を安定させたいとの思いがあった。維新は政策実現に向けてプレッシャーがかけやすいとの思いが勝っている。政権運営には協力するとして総理補佐官に維新・遠藤国対委員長を起用する案が検討されている。自民党がのみにくい政策項目(抜粋)の食料品の消費税2年間ゼロ、企業・団体献金の廃止はあいまいな表現で合意するとみられ、議員定数の1割削減は大筋で受け入れる方向で最終調整。高市氏の周辺は「姿勢は示さないといけない」と話していた。維新は衆議院ン比例代表を50減らすという案も出ている。維新は立憲民主党と国民民主党との協議を打ち切ると表明。196人を有する自民党は高市氏が総理大臣に指名される公算が大きい。憲政史上初の女性総理の誕生になりそう。