取材に来た海外メディアの担当者からは「出口はどこかなど、もう少し分かりやすくしてもらえるとありがたい」「ボランティアの方々が自身の担当業務を把握できていないように見受けられ、お互いに不便な思いをすることが少なくなかった点が残念」という不満が聞かれた。ボランティアスタッフも「指示が的確でないので動きようがない」と困惑していた。分からないことはボランティアリーダーを通して運営責任者に確認するものの、時間がかかり対応できないことが多々あったという。国際スポーツ大会に詳しい環太平洋大学・真田久教授はトラブル続出の背景を「東京五輪に関わった人が今回の組織委員会にも入っているが十分ではなかった」と分析しつつ、「今回特に宿泊の体制が複数に分かれていたのはこれまでになかったので、問題が起こったときの対処法が緻密に作られていなかったのではないか」と指摘した。また、競技数などが増加し大会規模が大きくなったことで運営も複雑化していると指摘している。
