人間の体には約200本もの骨があると言われ、その役割は関節を起点として体を動かす、体を支える、内臓や脳の保護、骨髄による造血作用、カルシウムの貯蔵など生きていくうえで欠かせないものばかり。その大事な骨がだんだんともろくなる弱くなる「骨粗鬆症」になると些細な転倒でも骨折しやすくなったり体に痛みを感じることも。全身を支えられなくなると介護のリスクも高まる。その患者数は女性が圧倒的に多く、また年齢を重ねるにつれて増加傾向にある。そこで本日は毎日コツコツ続ける骨活習慣を教えてもらう。運動や食事などを見直すためまずは整形外科へ。整形外科医の伊藤薫子さんは10年ほどまえ自身の骨折をきっかけに骨粗鬆症について研究を深めていき、骨の劣化に悩む多くの女性のために専用のクリニックを開設。現在も骨活について幅広い活動をしている。このクリニックでは最新の機械を導入しており、結果も数分で出るそう。山根さんの骨密度をはかると背骨は86%、大腿骨は82%で大丈夫だった。先生がオススメする骨活は(1)1日15~30分の日光浴。日光の紫外線を浴びるとカルシウムの吸収を助けるビタミンDを合成できる。窓ガラスはビタミンDの育成に必要な「UVB」を遮断してしまうので直接お日様に当たる。(2)50代からは飲酒を適度に控える。アルコールには利尿作用があるため尿と一緒にカルシウムが流れやすい。緑茶やコーヒーは1日5杯以内。(3)良質な睡眠をしっかりとる。睡眠不足になるとストレスホルモン「コルチゾール」の分泌を促進してしまい、カルシウムの代謝を悪化させる。骨は負荷をかけたり衝撃を与えることで鍛えられると言われている。伊藤先生は骨活の運動「かかと落とし」を紹介した。骨を作る骨芽細胞から出る「オステオカルシン」は認知症や記憶機能の改善、動脈硬化予防、糖尿病予防、内臓の機能を高める働きがあり、若返りホルモンとしても大きな注目を集めている。
