天皇陛下は今日午前、皇居の生物学研究所の脇にある水田を訪れ、先月陛下が自ら撒いた種もみから育ったうるち米の「ニホンマサリ」と、もち米の「マンゲツモチ」の苗、合わせて20株を植えられた。長靴姿の陛下は水色の長袖シャツに紺色のズボンで水田に入り、腰をかがめて1株ずつ丁寧に植えられた。皇居での稲作は昭和天皇が始めた毎年恒例のもので、代替わりに伴い上皇さまから引き継がれた。今日植えた苗は、宮中祭祀「新嘗祭」などに使われる。
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