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「生田誠コレクション・イメージアーカイブ」 のテレビ露出情報

駅前ロータリーは時計回りが普通で現在の東京駅丸の内口では南北に2つロータリーがあるが、2つとも時計回りとなっている。しかし当時の映像は両方とも反時計回りとなっていた。2005年の映像でも車の右側を横付けしていて現在と逆の動きとなっていた。当時を知るタクシー運転手に聞くと、今の時計回りになったのは令和になる直前まで30年以上に渡って東京駅は不便な逆方向のロータリーになっていたという。社会学者でもある田中教授に話を聞くと、東京駅ならではの理由があるとのこと。東京駅丸の内口は皇居と向き合っており真ん中が皇室専用の入口だったため皇居と駅前のルートを使っていた。そのため当初一般車はそこを通らず、北側は反時計回り・南側は時計回りのロータリーとなっていた。しかし1967年の映像ではみんな同じ入口から車が入ってきて、右に曲がって南ロータリーに入り左に回って北ロータリーに入っていた。しかしこの頃はホテルが人気で南が混在しており、北ロータリーが大渋滞し南ロータリーの入口を別にしようとなって南北が独立した南北ともに反時計回りのロータリーが完成。長らく丸の内口はこのスタイルだったのだがやはり不便という声があったからか2007年開始のリニューアルがキッカケで本来の時計回りのロータリーにしようとなったらしい。

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