江戸時代に徳川幕府の老中を務めた田沼意次について。幕府の財政再建を進め実権を握った20年ほどは田沼時代と呼ばれた。年貢以外に収入源を増やすため商業を育てる政策をとった。株仲間の結成、海産物の輸出を奨励し、新田開発や鉱山開発にも取り組んだ。田沼のもとには便宜を図ってもらいたい商人などが毎日のように訪れ、賄賂を届けた。田沼の権力は相当なものだった。田沼は紀州藩の旗本の子として生まれたが破竹の勢いで昇進。
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