FNNが分析した序盤の情勢では自民公明両党が非改選の議席と合わせて全体の過半数を維持できる50議席の確保をめぐって野党と激しい攻防を繰り広げている。参院選で勝敗の鍵を握るのは当選者が1人の1人区だが、FNNは全国32の1人区全てを対象に世論調査を実施。自民党は石破総理大臣の地元の鳥取島根選挙区や北陸の複数県など14選挙区で優勢、あるいはやや優位。一方、野党候補は立憲民主党などが候補者を調整した選挙区を中心に11選挙区で優勢またはややリード。7選挙区では与野党候補が接戦。また国民民主党や参政党が比例代表などで現有議席数を大きく超える勢い。ただ一定の有権者の投票態度が未定。