山手線田町駅付近の線路地下で高輪築堤の一部とみられる石垣が発見された。高輪築堤とは、明治5年に新橋と横浜を結ぶ日本発の鉄道が開業した際、海上に線路を敷くために築かれた鉄道構造物。現在の田町駅付近から品川駅までの区間にあたり、2019年以降高輪ゲートウェイ駅付近などで遺構が発見されていた。今回見つかったのは田町駅から北東に100mほどの地点。石垣は2030年の開通を目指す「羽田空港アクセス線」の地質調査などで見つかったという。工事への影響についてはまだわからないという。
住所: 東京都港区芝5