多くの観光客が訪れる大型連休を前に食中毒などを防ごうと、ホテルや旅館などの衛生管理の状況を調べる一斉点検がきょうから始まった。甲府市では観光客で賑わう時期の食中毒の発生などを防ごうと、例年大型連休を前にホテルや旅館など、食事を提供する施設の衛生管理の状況を調べている。きょうから始まった点検では、食品衛生監視員2人が市内のホテルを訪れ、包丁やまな板などによごれが残っていないか調べたり、従業員に清掃の頻度や温度管理の状況を聞き取ったりしていた。指や爪の間の洗い残しがないよう、注意して手洗いをすることなどを指導した。県によると、去年1年間に県内で発生した食中毒は9件64人で、ことしは既に5件68人にのぼっているとのこと。