TVでた蔵トップ>> キーワード

「甲殻アレルギー」 のテレビ露出情報

明治大学・宮下芳明教授は、IT研究が専門。魔法のお箸を使うと、薄味のみそ汁が塩味の効いたみそ汁に変化する。箸の先が電極、手首につけたバンドは伝導性のゴムになっていて、電流が流れると、塩味のもとであるナトリウムイオンが舌に引き寄せられ、塩味を強く感じられるようになる。宮下教授は、電気刺激で味が変わる研究で、おととしイグ・ノーベル賞を受賞した。去年開発したのは、脂質・糖類ゼロのバーチャルクリーム。粉末状のゼラチンや食物繊維の一種であるサイリウムなどを加え、空気を含ませながら混ぜたもの。本物のカスタードクリームの味や食感を再現している。宮下教授は、映画「チャーリーとチョコレート工場」で、チョコレートをテレビから取り出して食べるというシーンを見て、2021年に、味わえるテレビを開発。食べたいものを言うと、その味の液体が噴射されたシートが出てきて、それを舐めると食べたいものの味がする。10種類の液体を混ぜて味を再現している。専門の研究所で、様々な味を計測し、データ通りに調合している。2年後に開発したTTTV3は、白ワインを赤ワインの味に変えたり、高級ワインの味に変えたりすることができる。脂質ゼロの油もでき、洗い物も楽になる。去年12月に発表したのが、スマホと連動して動くTTTV4。Aiが自動で調味するスプーンで、料理の味を学習したAIが料理の甘味などのバランスを推定し、調味した液体をスプーンに出す。一口目は牛乳、二口目はクラムチャウダーなど一口ごとに味を変えられる。将来的には、スマホで撮影した写真からAIが味を推定できるかもしれないという。

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.