きのう地区の公民館で開かれた柿渋づくりには地元の小原小学校の児童4人と地域の人たちが参加した。柿渋は渋柿の果汁を発酵させてつくる天然の染料で、防水や防虫の効果があるとされ、江戸時代には和傘や建材の塗料として使われていた。子どもたちは地域の人に教えたもらいながら、柿を細かく刻みミキサーにかけてから、布にくるんで手作業で果汁を絞っていった。果汁を日陰の涼しい場所で3年ほど熟成させると柿渋が完成するという。
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