- 出演者
- 北村紀一郎 小林孝司 一柳亜矢子 伊藤雄彦 北向敏幸 原大策 手嶌真吾 坂下恵理 塩崎実央
オープニングの挨拶。
台風10号は熊本県付近を北へ進んでいるとみられ、近畿地方にはあさって土曜日から来月1日の日曜日ごろにかけて接近するおそれがある。午前11時までの1時間に奈良・下北山村で36ミリの激しい雨が降った。あす予想される最大風速は海上で25m、陸上で20m、最大瞬間風速は25mから35mとなっている。あす朝までの24時間に降る雨の量はいずれも多い所で近畿の南部で200ミリ、中部で150ミリ、北部で80ミリなどと予想されている。大阪管区気象台は最新の情報を小まめに確認するよう呼びかけている。山陽新幹線はきょう予定していた計画運休が前倒しとなりおおむね午後5時から広島と博多の間で運転が取りやめとなった。東海道新幹線はあす三島と名古屋の間の上下線で終日運転が取りやめとなる。のぞみとひかりについても東京−新大阪での運転の取りやめが決まり、こだまを本数を減らして運転するとしている。和歌山・白浜町にあるのホテルでは今週の初めごろからキャンセルが相次ぎ、宿泊客が全くいない日も出ているという。
福井県と兵庫県北部の間で運行が始まる新たな観光列車「はなあかり」の車両が、きょう京都鉄道博物館で初めて公開された。ことし10月から運行を始め、敦賀駅から城崎温泉駅まで片道5時間程度で結ぶ。車両は従来のグリーン車よりさらにグレードが高い座席を設けているほか、丹後織物を用いたアート作品や西日本各地の工芸品が飾られている。
小樽市のおたる水族館で道内で初めて繁殖に成功したバンドウイルカの赤ちゃんが報道陣に公開された。道内で繁殖に成功したのは初めて。今月18日に誕生した赤ちゃんは順調に成長しているという。名前はまだ決まっておらず今後、決め方などを検討する。一般公開は来月2日から時間を制限して実施する。
あすから日本ジオパーク全国大会が始まるのを前に、参加者たちが下北ジオパークの見どころを巡るツアーが行われている。まず東通村の尻屋崎を訪れ、下北ジオパークのガイドから地域の植物について説明を受け理解を深めていた。続いてむつ市大畑町のちぢり浜を訪れ、ポットホールと呼ばれる丸い穴を間近で観察できることなどガイドの説明を熱心に聞いていた。
本部町具志堅地区の伝統行事「シニーグ」がきのう行われた。シニーグは300年余りの伝統があると言われている町の無形民俗文化財で旧暦の7月25日に行われる。きのうは合わせて40人余りの女性たちが紺色の着物を着て集落を練り歩きながら、神々が降り立つとされる場所アサギへ向かった。参加者たちが円陣を組んで踊る「シニーグ舞い」が行われ、地域の五穀豊じょうと健康などを祈願した。
本部町の海洋博公園内にある海洋文化館は、県内各地に伝わる“漁労”の歴史や海洋文化などを調査・研究している。今月25日には「祭りのなかの漁労」をテーマにイベントを開き、多良間島と久高島で行った漁労の調査について研究員が写真や映像を交えて訪れた人たちに解説した。この中では毎年旧暦の5月頃に多良間島で行われる「スツウプナカ」と呼ばれる祭りについて、豊作や豊漁に感謝するため神に供える魚を地域の男性が追い込み漁でとることや、魚を神にささげる前に食べることは許されないため、調理する人であっても味見ができないことなどを説明した。また久高島の伝統行事「八月マティ」については、最終日になると日頃は漁業と無縁の人も含めて地域ぐるみで魚を採りに行くことや、漁具の積み込みや水中の作業は誰かの指示がなくても行われ、地域の人たちに受け継がれていることなどを説明していた。
安来第一病院で開かれた締結式で、杉原務院長と安来警察署の小谷祥史署長が、デイサービスの送迎などに使う車に見守り活動のシートを貼り、車は早速きょうの送迎に向けて出発した。続いて両者で締結書に判を押し、小谷署長が“市内でも子どもや女性への声かけ・つきまといなどが発生している。業務の中に防犯の視点を取り入れた見守り活動をお願いしたい”とあいさつした。協定では送迎中に目が届く範囲での見守りのほか、事件や事故の通報やドライブレコーダーの提供など、防犯活動への協力が定められていて、病院の車両およそ70台が活動することになっている。警察によると、病院とこうした協定を結ぶのは県内では初めてだという。
島根県奥出雲町にある横田高校はかつて地元の寺にあった仏像が縁で今年度からオランダ研修を始め、今月現地で5日間過ごした2人が全校生徒およそ200人を前にその経験を発表した。この中でアムステルダム国立美術館では、かつて奥出雲町の岩屋寺にあった一対の仁王像の展示を見て“腕の筋肉が盛り上がり力強く表現されていた”と説明した。またオランダはホッケーの強豪国でもあり、2人のうちホッケー部の生徒は現地で同世代のホッケーチームの練習に参加した。
鳥やロボットのように見える作品。小さなフェルトを縫い合わせたもの。銀色に輝く魚の頭。東北でとれる銀鮭をかたどったっという。作品はいずれも障害がある人たちが作ったもの。公募で国内外から集まった作品のうち、135点が展示されている。大賞の内閣総理大臣賞を受賞した「いえ」。小さく切った画用紙をホチキスでとめながら、土台から少しずつ積み上げ高さ30センチほどの家を作ったもの。そして宮城県知事賞を受賞した「人々 憩いの峠」という絵。カーブが続く道路に並んだたくさんの自動車などを描いた。カーブミラーの中も細かく描写されている。この障害芸術世界展は来月1日までせんだいメディアテークで開かれている。仙台・青葉区の映像。東北障がい者支援機構・須佐尚康代表理事のコメント。
きのう地区の公民館で開かれた柿渋づくりには地元の小原小学校の児童4人と地域の人たちが参加した。柿渋は渋柿の果汁を発酵させてつくる天然の染料で、防水や防虫の効果があるとされ、江戸時代には和傘や建材の塗料として使われていた。子どもたちは地域の人に教えたもらいながら、柿を細かく刻みミキサーにかけてから、布にくるんで手作業で果汁を絞っていった。果汁を日陰の涼しい場所で3年ほど熟成させると柿渋が完成するという。
NHKのアーカイブス映像であの日(8月29日)の出来事をたどる。昭和39年8月29日。東京の北千住と中目黒を43分で結ぶ地下鉄日比谷線が全線開通した。東京五輪に向け工事を急ぎ、最後まで残っていた区間がこの日営業運転を迎えた。新しく作られた銀座駅には、地下鉄銀座線、丸ノ内線のホームもでき、乗り換えが便利になった。同時に東武線や東横線との相互乗り入れも実現。東京と神奈川や埼玉を結ぶ大動脈が生まれ、沿線の開発も進んだ。
NHKのアーカイブス映像であの日(8月29日)の出来事をたどる。昭和56年のこの日、東京・浅草でブラジル・リオのカーニバルを取り入れた新しい夏祭り第一回浅草カーニバルが開催された。浅草に若者を呼び戻そうと地元商店街や観光関係者が浅草ルネッサンスを掲げ、企画した。本場リオのサンバチームも招かれ、情熱的な踊りを披露。仮装サンバコンテストには55チームが参加。思い思いのコスチュームで祭りを盛り上げた。その後、サンバカーニバルと呼ばれ、50万人の見物客が押し寄せる人気の夏祭り。
日比谷線がデビューした当時は、車両の運転席に曲面のガラスを使い丸みを帯びていて、それがモダンだった。映像はNHKアーカイブスからも見られる。
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富山県が誇る北アルプスの剱岳。8月下旬、室堂平から別山北峰を目指すルート。登山家の三戸呂拓也さんのガイド。日本三大雪渓のひとつ、劔沢雪渓を下り、剱岳の山頂へつながる平蔵谷を登り返す。登り続けて3時間あまり、断崖絶壁の難所「カニのタテバイ」につけられた鎖場を登る。そして山頂に到着。この時期は富士山をのぞめる。
エンディングの挨拶。
「NHKプラス」の告知。
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