- 出演者
- 大嶋貴志 若林則康 鹿島綾乃 高瀬耕造 岩野吉樹 坂下恵理 塩崎実央 義村聡志 長瀬萌々子
高瀬アナらのあいさつ。
13年前の紀伊半島豪雨で大きな被害を受けた奈良県五條市では、当時の状況を知ってもらおうと地元の子どもたちを対象にした防災学習が行われた。2011年9月の紀伊半島豪雨では死者行方不明者が奈良、和歌山、三重の3県で88人に上り、このうち五條市大塔町では8人が死亡、3人が行方不明となっている。きょうの防災学習には地元の小中学生11人が参加。五條市危機管理課の元職員で当時前線で対応にあたった山本修二さんが当時の状況を説明した。
県内で深刻な交通渋滞が課題となる中、将来の沖縄の交通の在り方を議論する官民一体の会議が開かれ、渋滞解消の具体策について来月以降、本格的に調査などを進めていくことを確認した。県内では長年交通渋滞が課題となっていて、沖縄総合事務局によると令和3年度の那覇市内の平日の朝や夕方の混雑時の車の平均速度は時速10.5kmと、全国平均よりも3倍程度渋滞しているという。沖縄総合事務局が県内の交通の課題などを把握するために、昨年度県民や観光客を対象に行った調査では通勤に公共交通を利用しやすくなるような支援や、レンタカー以外の交通手段の充実などを求める声が上がっている。会議ではこうした意見を踏まえて一人一人の自家用車の利用頻度の引き下げなど、渋滞解消の具体策に取り組むチームを立ち上げて来月以降、本格的に調査などを進めていくことを確認した。
沖縄県によると去年12月からことし春にかけての今シーズンのサトウキビの生産量は66万4284トンとなった。これは前のシーズンに比べて7万3155トン、率にしておよそ10%少なくなっている。地域別では沖縄地域が昨シーズンより18.4%減って25万9274トン、宮古地域が6.4%減って31万264トン、八重山地域は7.4%増えて9万4746トンだった。県では去年のサトウキビの生育期に沖縄本島と周辺離島で台風6号による被害の影響が大きかったうえ、県全域で生育の初期と後期に雨が少なかったことから減産となったとしている。その上で県では生産拡大に向けて、機械化の推進や新たな品種の育成と普及、それにほ場やかんがい整備など生産基盤の整備推進などに取り組むとしている。
おととし81歳で亡くなった諏訪市出身の画家・原田泰治さんが童謡や唱歌をイメージして描いた作品の企画展が開かれている。諏訪市の原田泰治美術館では全国各地を訪ね歩きふるさとの風景を描いた原田さんの作品を展示している。企画展では童謡や唱歌をもとに原田さんがイメージを膨らませて描いた作品など100点が展示されている。このうち童謡「七つの子」に合わせた絵は原田さんが幼いころに過ごした今の飯田市ののどかな風景を描いた作品にカラスを描き加えることで歌の世界観を表現している。また、童謡「夕日」をイメージした作品は西に傾いていく夏の太陽によって湖面が赤く染まった諏訪湖で昔ながらの四つ手網漁をしている様子が描かれている。この企画展は来月29日まで開かれている。
大村市森園町にある大村市民プールはウォータースライダーや波が出るプールなどを備え開業から28年にわたっておよそ110万人が訪れるなど多くの人に親しまれてきた。しかし、この場所には大村市役所の新たな庁舎が建設されることになっていて、最後の営業日のきのうは家族連れや夏休みの子どもたちなど、ふだんの平日の2倍近くとなるおよそ1500人が訪れた。最後の一日を思い思いに楽しんだ人たちは記念写真を撮るなどして別れを惜しんでいた。大村市によると市民プールは現在の場所の近くにある公園に新たに整備する予定で2029年度の開業を目指しているという。
仙台塩釜港に入港した新しい捕鯨船で捕獲されたニタリクジラの生肉がきょう仙台市の卸売市場で競りにかけられた。最も高いものは1キロ当たり41万円とこれまでの最高値で競り落とされた。ことし3月に完成した捕鯨母船「関鯨丸」が北海道の沖合で獲ったもので、船の中でクジラを解体できる施設が使われたという。競り落とされたクジラの肉は県内のスーパーや回転ずしなどの飲食店で食べられるという。
県内の多くの小中学校で2学期の始業式が行われ、能登半島地震で被害を受けた高岡市にある小学校では夏休み明けの子どもたちが友達や先生との再会を喜んでいた。高岡市の能町小学校の体育館で行われた始業式には、およそ540人が集まり、熱中症対策のため複数の扇風機を動かして式も10分ほどに短縮して行われた。能登半島地震で高岡市では5400棟余りの住宅が被害を受け、この小学校がある地区では住宅や道路に液状化の被害が出た。校舎に大きな被害はなく地震の当日、エアコンのある教室が避難所として開放されたという。
長崎への原爆投下直後、負傷した人たちを治療するために搬送した救援列車。大村市で地域の人たちが当時の様子を伝える短編アニメを制作した。アニメでは、長崎への原爆投下後負傷した被爆者が救援列車で大村市松原地区へ運ばれた様子を描いている。地元の松原地区で救援列車について調べている村川一恵さんは当時を知るお年寄りから証言を聞き取っている。村川さんが活動を始めたのは、海軍の衛生兵だった福地勝美さんとの出会いがきっかけだった。福地さんから当時の体験を聞かせてもらい、特に印象に残ったのが1人で母親を探しに救護所を訪れた少女の話だった。まもなく母親は息を引き取りその後、少女の行方は分かっていない。福地さんはずっと気掛かりなまま村川さんに話をした半年後、88歳で亡くなった。少女を忘れられなかった1人の衛生兵の体験を通して戦争の悲惨さを次の世代に伝えたい。村川さんは東京の美術大学の学生に呼びかけ子どもにも親しみやすい短編アニメを一緒に作ることにした。何度も話し合いを重ね半年以上かけてアニメを完成させた。アニメはまず最初にかつて救護所があった松原小学校で上映した。79年前自分たちの住む地域に原爆の負傷者を運んだ救援列車。忘れてはいけない戦争の記憶を次の世代へつなげる。今回制作したアニメは、この夏、大村市内の小中学校や高校で上映されたという。また今月9日からユーチューブでも公開されている。
NHKのアーカイブス映像で8月27日の記録をたどる。平成15年のこの日、火星がおよそ6万年ぶりに地球に大接近した。この日は全国各地で様々なイベントが開かれた。福岡県の宗像市ではプラネタリウムを運営するNGO法人が火星の観察会を開き、親子連れなど1500人以上が集まった。南東の空にひと際明るく光る火星が雲の間から現れると一斉に歓声が上がった。この夜、火星と地球との間の距離はおよそ5500万キロメートル。6万年ぶりの天体ショーを多くの人が楽しんだ。
平成17年8月27日、4回目となるアジア太平洋ロボットコンテストが北京で開かれ、日本代表の東京大学チームが優勝した。コンテストのテーマは「万里の長城を照らせ」。手作りのロボットを使い、たいまつなどに見立てた5つの入れ物に燃料のボールをどれだけ多く入れるか競う。ロボット作りの技術と独創性を競うこのコンテスト。19の国と地域から各地の予選を勝ち抜いた20チームが参加した。コンテストはトーナメント方式で行われ、東京大学が決勝戦で北京科学技術大学をくだし、優勝。日本代表チームが初めて栄冠を手にした。
塩崎は、ロボコンについて、ことしも世界選手権が行われ、香港の代表チームが優勝したなどと話した。紹介した映像は、NHKアーカイブスのホームページからも見ることができる。
たまごかけごはんの材料を集めに北海道上川郡比布町の水田を訪ねた。比布町はゆめぴりか発祥の町で、北海道有数の米どころだ。次は農家歴50年の佐藤孝夫さんを訪ね、ネギを収穫。こちらは千本ネギといい、生だととても辛い。夏ではなく、冬に美味しくなるのが千本ネギの特徴。雪の下に埋もれたネギを掘り起こし、ハウスに植え直すと新芽が出てくる。これを加熱すると甘くなるという。続いてはたまご。自動販売機で販売しているたまごがある。養鶏農家の大熊勝幸さんが、米やおからなどを飼料にして育てた鶏のたまごは町外からも多くの人が買いに訪れるという。千本ネギを使ったおしょうゆも手に入れた。10年前、町の農家や役場職員など7名がたまごかけごはんに適した究極のしょうゆの開発に挑戦。数多くの食材を試す中で抜群に美味しかったのが千本ネギだったという。こうして開発されたしょうゆは一時入手困難になるほどヒットを記録。一躍、比布町はたまごかけごはんの町になった。8月に開かれたのは町主催のたまごかけごはんをPRするイベント。世界最多人数でたまごかけごはんを同時に作り、ギネス世界記録の認定を狙う。発案者は16歳の前原亘さん。比布中央学校の授業の際、仲間4人とこのアイデアを思い付いたという。制限時間5分で250人以上がうまく作れないと記録は認定されない。今回、札幌などからも人が集まり、結果は325人でギネス記録認定となった。ネギしょうゆは、地元の駅やレストランなどで購入できるという。
「クローズアップ現代」の番組宣伝。戦時中の日本で行われた敵国人の抑留について伝える。
「うたコン」の番組宣伝。
「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」の番組宣伝。
「LIFE!」の番組宣伝。