NHKのアーカイブス映像で8月27日の記録をたどる。平成15年のこの日、火星がおよそ6万年ぶりに地球に大接近した。この日は全国各地で様々なイベントが開かれた。福岡県の宗像市ではプラネタリウムを運営するNGO法人が火星の観察会を開き、親子連れなど1500人以上が集まった。南東の空にひと際明るく光る火星が雲の間から現れると一斉に歓声が上がった。この夜、火星と地球との間の距離はおよそ5500万キロメートル。6万年ぶりの天体ショーを多くの人が楽しんだ。
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