- 出演者
- 鈴木貴彦 堀井洋一 千野秀和 兼清麻美 白鳥哲也 坂下恵理 堀井優太 塩崎実央 鈴村奈美 西尾文花
高知市薊野西町のホームセンターでは、台風10号の接近に伴って先週から店の入り口近くに防災用品を並べた特設コーナーを設けている。コーナーには、風に備えて窓ガラスが割れて飛び散るのを防ぐテープのほか、物が飛ばされないよう固定するためのロープ、浸水に備える土のう袋などの防災用品が並べられている。このホームセンターでは台風対策として窓ガラスに貼り付けるテープがきのうだけでも30個売れていて、28日も午前中から防災用品を買い求める人が足を運んでいた。ホームセンター・岡本茂樹主任は「避難できる最低限の物は準備していただけたらいいと思う」などと話した。
広島・安佐北区で西坂和真さんが経営している農園では、47アールの農業用ハウスでトマトを栽培している。台風10号の接近に備えて、強風によって農業用ハウスが倒れないようにきょう午前中から対策をとった。西坂さんたちはハウスの中に風が入り込まないよう針金を使って隙間をうめて閉め切ったほか、ハウスの破れた場所から風が入るのを防ぐため、破れた場所がないかチェックしたり、テープを貼って補強したりしていた。農園の経営者・西坂和真さんは「台風が去ったらしっかり管理をがんばっておいしいトマトをつくりたい」などと話した。
台風10号の接近に備え、中能登町では、コメの稲刈り作業が急ピッチで行われている。作業を進める中能登町の農事組合法人では、高齢などを理由にコメ作りをやめた複数の農家から約30ヘクタールの田んぼを引き継ぎ、コシヒカリなど10種類のコメを栽培している。このうち、わせ品種の「ゆめみづほ」などが収穫時期を迎えていて、盆明けから稲刈りをはじめ、今月いっぱいをめどに順次、作業を行ってきた。しかし、台風10号が接近していることから、きのうは収穫と同時に脱穀もできるコンバインを2台稼働させ、台風の影響を受けないよう急いで稲刈りを行っていた。農事組合法人「能登やまびこ」・山口勝代表は「収穫が大変です。品質も悪くなる。早く収穫したい」などと話した。
一部予定を変更してお伝えしました。このあとテレビ体操、最新ニュースのあと「列島ニュース」。