第1党となった都民ファーストの会だが、自民党は過去制定の獲得議席となり公明党は「全員当選」を逃した。これに対し野党側は立憲民主党が議席を増やしたほか、議席のなかった国民民主党と参政党が議席を獲得した。今回の結果を受け、自民党内では”参院選も厳しい戦いになる”として無党派層の動向を含め結果を分析し態勢の立て直しを求める声が出ている。依然として内閣の”不支持率”が高いなかで”もっと厳しい結果だと思っていたがこの程度で踏みとどまった”という見方もある。参院選は来月20日に投票の見込みとなっている。衆議院では少数となった与党が参議院では過半数の議席を維持するのか野党側が過半数割れに追い込むのか、政権運営の影響を含め今後の政治状況を左右するだけに選挙の大きな焦点となる。