イギリス訪問中の天皇皇后両陛下は日本時間の今夜、国賓としての歓迎行事に臨まれる。チャールズ国王夫妻主催の晩さん会も注目されている。日本とイギリスの友好団体が主催するレセプションに出席された天皇陛下は沢山の拍手で迎えられ、会場では「お元気そうですね」などと英語や日本語で出席者と歓談された。国賓として8日間にわたりイギリスを公式訪問されている両陛下。お二人はこれまでも国際親善を目的に数々の国を訪問されてきた。中でもイギリスは両陛下が長い日々を過ごされた思い出のある場所。陛下は長い間、お二人揃ってのイギリス訪問に強い思いをにじませてこられた。前回の陛下のご訪問は2001年5月。23年の時を経て叶ったお二人でのイギリス訪問。28日にはオックスフォード大学を共に訪問される予定。陛下がイギリス留学中の1985年1月、新年会に参加された際の映像を紹介。この会を主催したのは「三浦按針会」。当時、陛下の案内役を務めたスー・ハドソンさんが今回テレビメディアのインタビューに初めて答えた。陛下は現地で行われた日本のイベントに積極的に参加し交流を深められたという。スーさんは陛下について「とても素敵な青年でシャイで礼儀正しかった」などと話し、今回の訪問については「思い出の地を再訪し楽しんでいただきたい」などと話した。
両陛下はまもなくチャールズ国王夫妻とともにパレードや晩さん会など国賓としての重要な行事に臨まれる。国賓としての両陛下のイギリス訪問は1998年に上皇ご夫妻が訪問されて以来。当時のパレードではバッキンガム宮殿に向かう道中、太平洋戦争で旧日本軍の捕虜になった人などによる抗議活動で上皇ご夫妻が乗られた馬車の列に背を向ける人々の姿が見られた。この時から26年が経過。きのうはロンドン市内でリハーサルが行われ、沿道には多くの人が集まっていた。
両陛下はまもなくチャールズ国王夫妻とともにパレードや晩さん会など国賓としての重要な行事に臨まれる。国賓としての両陛下のイギリス訪問は1998年に上皇ご夫妻が訪問されて以来。当時のパレードではバッキンガム宮殿に向かう道中、太平洋戦争で旧日本軍の捕虜になった人などによる抗議活動で上皇ご夫妻が乗られた馬車の列に背を向ける人々の姿が見られた。この時から26年が経過。きのうはロンドン市内でリハーサルが行われ、沿道には多くの人が集まっていた。