天皇陛下はきょう午前、東京・上野公園で行われた日本芸術院賞の授賞式に出席された。芸術の分野で顕著な業績を上げる人たちに贈られる賞で、今年は10人が受賞。特に優れた芸術家などに贈られる恩賜賞には彫刻家・勝野眞言さん、小説家・川上弘美さんら3人が選ばれた。午後には天皇皇后両陛下が受賞者らを皇居に招き、茶会を開かれた。今年3月から日本芸術院の会員になった俳優の倍賞千恵子さんや橋爪功さんらも出席し、茶会に初出席の愛子さまと佳子さまが同じテーブルで懇談された。愛子さまがアニメーション監督・富野由悠季さんらにガンダムの話題を振ると、富野さんがスタジオジブリの宮崎駿監督に触れ、愛子さまは「どちらも影響を与えられて」と笑顔で応じられていた。