明日行われる成年式は元服がもとになっており、男性皇族が青年を迎えたことを示す儀式。現在は慣例として男性皇族限定で行われている。名古屋大学の河西秀哉准教授は、将来天皇になる可能性も含めて国民にお披露目することを目的にしている。成年式が行われるのは40年ぶり。朝8時45分に冠を賜うの儀からスタートし、午前10時に加冠の儀が行われる。これは未成年用の冠を成年用の冠にかぶり替えるという中心的な儀式。その後11時半に宮中三殿で拝礼、午後2時には天皇皇后両陛下に挨拶をする朝見の儀が行われ、それから上皇ご夫妻への挨拶などを経て午後6時半からはお祝い行事で帝国ホテルで食事をするという流れになっている。関連行事は来週までずっと続いていくという。成年皇族になると、公務や宮中行事へ参加が可能となる。また様々な協会の総裁職へ就任することが可能となる。支給されるお金としては、現在年間305万円が生活費として支給されているが、915万円になる。悠仁さまが成年となったことで戦後始めて未成年の後続がいなくなった。