安定的な皇位継承のあり方をめぐって、衆参両院の議長・副議長と各党・各会派の代表者が協議した。協議は衆議院議長公邸で行われ、衆参両院の議長・副議長と計13の党・会派の代表者が出席した。この中では党としての見解をまとめた中道改革連合が、「女性皇族が結婚後も皇室に残る案を優先的に進め、旧皇族の男系男子を養子に迎える案は要件などが慎重に設定されれば制度化も考えられる」とした内容を説明した。他の政党や会派は先月行われた前回の協議で、女性皇族が結婚後も皇室に残る案と旧皇族の男系男子を養子に迎える案についての意見を表明している。きょうの協議では今後の進め方などを協議し、「見解が出揃い各論点も収れんしつつある」として早急な取りまとめを求める意見が出された。一方皇位継承のあり方は正面から慎重に取り組むべきテーマで、意見集約を急ぐべきではないという指摘も出された。森衆院議長は衆参両院の議長・副議長4人で国会としての総意の取りまとめに向け調整に入り、次回の協議で案を提示する考えを示した。森衆院議長は「全党の理解・賛同を得るのは不可能だ。最大公約数、同じ方向を向いた党・会派には納得いただけるような案をつくりたい。今国会中に皇室典範改正案等の成立にこぎつけたい」などと語った。
