2026年5月15日放送 19:00 - 19:30 NHK総合

NHKニュース7

出演者
今井翔馬 森下絵理香 矢崎智之 近藤奈央 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像が流れ、出演者が挨拶をした。

(ニュース)
台湾問題など 米中の発表に“温度差”も

世界が注視する、トランプ大統領と習近平国家主席の2人の動向。きょうのイベントは庭の散策から始まった。両国の親密さのアピールなのか、習主席は中国共産党の指導部が執務などを行う場所である「中南海」を案内した。お茶や昼食を共にしながら意見を交わし、トランプ大統領は「貿易に関して両国に素晴らしい合意を結んだ」と強調した。経済・貿易面で成果をアピールしたいトランプ大統領。昨夜の晩餐会にも、同行した多くの企業トップの姿があった。テスラを率いるイーロン・マスク氏は、中国の大手スマホメーカー「シャオミ」の雷軍CEOと自撮りをするなど、和やかな雰囲気に包まれていた。では具体的に何が決まったのか。トランプ大統領はきのうの首脳会談後、FOXニュースのインタビューで「ボーイングの航空機200機の注文に合意した。大口で多くの雇用が生まれる」などと語った。その他に中国はアメリカの農家から大量の大豆を調達し、アメリカから石油を買うことで合意したとしている。一方の中国は「経済が減速する中、アメリカとの協力を進めたい」思惑がある。きのう中国の李強首相は満面の笑みで、アメリカの経営者等との会合を開いた。中国側は「貿易協議で進展があった」と明らかにしている。

日本時間午後3時半ごろ、王毅外相らに見送られトランプ大統領は帰国の途についた。最後まで友好ムードの中、3日間の中国訪問を終えた。今回の一連の北京訪問で、アメリカも中国もそれぞれ成果を強調している。ただその主張には温度差も垣間見えた。きょうもメディアの前でイラン情勢の進展を強調したトランプ大統領だが、習主席はイラン情勢には触れず「今回は歴史的で象徴的な訪問だ」などと応じた。この温度差は、イラン情勢や台湾をめぐる両国の発表からも読み取れる。イラン情勢について、アメリカ側は「両国はイランが決して核兵器を保有してはならず、ホルムズ海峡は開放されていなければならないという認識で一致した」としている。中国側は「航路を早急に開放し、安定した世界のサプライチェーンを共に維持すべきだ」と発表しているが、具体的に踏み込んだ対応などは示していない。さらにイランとの間で気になる情報も。イランのメディアは「13日の夜からホルムズ海峡を中国の複数の船舶が通過し始めた」と伝えた。「イラン側が示した手順に、中国から理解を得られた」としているが、中国側の公式な反応はない。台湾をめぐっても温度差がある。中国側は「両国関係で最も重要な問題」と強調し、「対応を誤れば両国は衝突し非常に危険な状況に陥る」とアメリカ側を強く牽制した。一方のアメリカは、これまでの発表では台湾に言及していない。会談についてNBCテレビのインタビューに応じたルビオ国務長官は「(台湾への武器売却について)今回は主要な議題ではなかった」としたうえで、「アメリカの台湾政策に変わりはない。いつもどおり我々の立場を明示した」などと語った。

中継 見えてきた“温度差”両国の担当記者に聞く

アメリカと中国の温度差について、アメリカ・ワシントン支局の須田正紀は「トランプ政権が置かれた厳しい立場が影響している。イラン情勢について特徴的だったのは、両者で合意したことだけではなく相手の発言の趣旨まで発表したこと。例えば“習主席はホルムズ海峡の通行料の徴収に反対した”と強調した。イラン情勢が長引く中で、中国から協力を約束させたと印象付けたいという前のめりな姿勢が見て取れた。外交関係者からは『中国にとっては戦略上アメリカがイランにとらわれていた方がメリットだ』という声もある。協力の実効性は不透明だと言わざるを得ない。一方の台湾をめぐっては、トランプ大統領は滞在中に記者から質問を受けても言及を避けた。国内向けにアピールとなる貿易の合意を優先し、相容れない分野が表面化するのは得策ではないとの判断をした可能性がある。対中国で武器としてきた関税の効果は、司法判断で薄れている。レアアースをめぐっても、中国の優位性は変わっていない」などと語った。

中国総局の為井貴規は「習主席は会談を“歴史的、象徴的”と表現して成果は大きいと考えているはず。今後の米中関係の方向を定めるため、中国が用意したのが『建設的戦略安定関係』という新たなキーワードだった。アメリカ側はいまのところこれに言及していないが、中国が強調するのには理由がある。米中の間には立場は大きく違う問題があり、中でも台湾をめぐっては今回中国の立場を強く打ち込んだ。一方で経済や貿易などの協力できる分野もあり、新たなキーワードはアメリカとの違いをうまくコントロールしながら協力を進めて、中長期的に安定した関係を築くのが狙い。イラン情勢についても立場の違いが発表の温度差に現れているが、協力できる一致点があったのかは今後を見る必要がありそう。9月には習主席の訪米も想定されている。中国は今回打ち出した新たなキーワードを指針として、トランプ政権と安定した関係の継続を目指すことになりそう」などと語った。

トランプ大統領が中国から帰国の途についたことを受け、日本政府は今回の米中首脳会談の内容について説明を受けるため、高市首相との電話会談の調整を進めている。

“同学年の1人に誘われた”内容の供述

きのう栃木県上三川町の住宅で、親子3人が押し入ってきた複数の人物にバールのようなもので襲われるなどした。母親の女性が胸などを刺されたことによる出血性ショックで死亡し、息子2人もけがをした。またきのう事件発生直後の時間帯に、不審な人物を目撃したという証言もあった。警察は事件の直後に現場付近の路上にいた相模原市在住の16歳の男子高校生が事件に関わっているとして、昨夜強盗殺人の疑いで逮捕した。捜査関係者によると調べに対し、「同じ学年の1人に誘われてやった。自分以外は車で逃げた」という内容の供述をしているとういことで、逃走を図ったものの車に乗り遅れたとみられている。その車について、警察はすでに登録が抹消された「宇都宮」ナンバーの高級外車が逃走に使われたとして道路の通行記録などを調べ、きのうのうちに埼玉県内に入ったことが確認されたという。

一方現場の住宅の周辺では、先月から不審な車などの目撃情報が相次いでいたこともわかった。先月近所で不審な車が目撃されているとして回覧板で注意が呼びかけられた際に共有された画像には、横浜のナンバーが写っていた。また先月中旬に現場の住宅の近くで、スクータータイプのバイクに座る不審な人物も目撃されていた。現場の住宅の家族からも不審な車両の目撃情報が1か月ほど前から複数寄せられ、警察は周辺の警戒を強化する最中に事件が起きたという。警察は逮捕された1人の供述などから、闇バイトなどを実行役にした匿名・流動型犯罪グループの可能性があるとして、今も逃走している人物の行方を捜査している。

京都市内で山林火災 消火活動続く

消防によるときょう午後4時半ごろ、京都市右京区の山林で「白い煙が上がっている」と通報があった。消防車やヘリコプターなどが出動し消火活動を行っているが午後6時現在火は消えておらず、これまでのところ1,500平方メートルが燃えているとみられるという。付近に住宅はなく、この火事によるけが人はいないという。

岩手・青森クマ目撃相次ぐ 空港や複合施設にも

岩手県や青森県でクマの目撃が相次いでいる。午後6時すぎ、岩手県の花巻空港でクマとみられる黒い動物が滑走路周辺を歩いているのが確認された。この影響で滑走路が一時閉鎖された。また久慈市の中心部から約3キロ離れた川沿いや、昨夜は盛岡市の中心部でもクマが目撃された。青森市ではきょう午後、複合施設にクマが入り込んだ。現場は青森県庁から東にわずか500mほどの場所で、裁判所や飲食店などが建ち並ぶ市の中心部。警察などが施設の出入り口に箱わなを設置するなどの対応を取っていたが、午後6時すぎに警察や猟友会などが施設に入ってクマを駆除したという。けが人の情報はない。青森市は警戒レベルを緊急対応が必要な最高の段階に引き上げたほか、警察などがパトロールを強化するなど警戒にあたっていた。

安定的な皇位継承めぐり 衆院議長“次回協議で案を提示”

安定的な皇位継承のあり方をめぐって、衆参両院の議長・副議長と各党・各会派の代表者が協議した。協議は衆議院議長公邸で行われ、衆参両院の議長・副議長と計13の党・会派の代表者が出席した。この中では党としての見解をまとめた中道改革連合が、「女性皇族が結婚後も皇室に残る案を優先的に進め、旧皇族の男系男子を養子に迎える案は要件などが慎重に設定されれば制度化も考えられる」とした内容を説明した。他の政党や会派は先月行われた前回の協議で、女性皇族が結婚後も皇室に残る案と旧皇族の男系男子を養子に迎える案についての意見を表明している。きょうの協議では今後の進め方などを協議し、「見解が出揃い各論点も収れんしつつある」として早急な取りまとめを求める意見が出された。一方皇位継承のあり方は正面から慎重に取り組むべきテーマで、意見集約を急ぐべきではないという指摘も出された。森衆院議長は衆参両院の議長・副議長4人で国会としての総意の取りまとめに向け調整に入り、次回の協議で案を提示する考えを示した。森衆院議長は「全党の理解・賛同を得るのは不可能だ。最大公約数、同じ方向を向いた党・会派には納得いただけるような案をつくりたい。今国会中に皇室典範改正案等の成立にこぎつけたい」などと語った。

26人のメンバー決定 森保監督は

サッカーW杯北中米大会の日本代表メンバーがきょう発表された。選ばれた26人のうち23人は海外のクラブに所属している。監督に就任して8年、集大成とも言える大会に臨む森保一監督。優勝を目標に掲げ、ブラジルから初勝利をあげるなど世界と渡り合えるチームを作ってきた。ただ主力選手にケガも相次ぎ、直前で所属クラブで負傷した三笘薫は「大会中の復帰は難しい」として選ばれなかった。26人中Jリーグから選ばれたのは3人で、その1人が長友佑都。5大会連続で選ばれ、今回フィールドプレーヤーでは唯一のJリーガーとなった。長友は「強い信念、覚悟を持って戦いたい」などと語った。ゴールキーパーで選ばれた鹿島アントラーズ・早川友基は「目標は優勝。身が引き締まる」などと語った。選手縁の人たちからも、活躍を期待する声が。歴史を塗り替えるためにはどう戦っていけばいいのか、元日本代表の戸田和幸さんは「森保監督がいちばん信頼できる選手を選んだのは間違いない。初戦を落とすと非常に難しくなる。オランダ戦では守備で相手の良さを消し、日本の攻撃をどこで発揮できるかという戦いになる」などと語った。日本代表は今月末から合宿を行って調整をスタートし、今月31日に壮行試合を戦ったあと日本を出発する。メキシコやアメリカで合宿や最終調整を進め、日本時間の来月15日にオランダとの初戦に臨む。

高市首相 19日から勧告訪問

日刊両政府は、高市首相が19日から2日間韓国を訪問しイ・ジェミン大統領と首脳会談を行うと発表した。韓国大統領府によるとイ大統領の地元・アンドンで行われる会談では、経済などの協力強化に向けた協議を行うほか、中東情勢を含む国際的な課題についても議論するとしている。佐藤官房副長官は「両政府は日韓関係を未来志向で安定的に発展させていくために、シャトル外交の実施を含め緊密な意思疎通を行うことで一致している」などと述べた。

キーウに大規模攻撃“24人死亡”

ウクライナの首都・キーウでは14日にかけてロシア軍による大規模な攻撃があり、ウクライナ非常事態庁は「現地時間の15日朝の時点で24人が死亡した」と明らかにした。ゼレンスキー大統領は「制裁を科されているロシアが依然としてミサイル製造に必要な部品などを輸入している」と主張し、「制裁の徹底が必要だ」と改めて訴えた。一方ロシアでは中部リャザン州の知事が15日「ウクライナの無人機による攻撃で3人が死亡した」と明らかにしていて、双方による攻撃の応酬が続いている。

5連勝の大関 霧島 王鵬と対戦

大相撲夏場所は6日目。初日から5連勝の大関・霧島は、平幕の王鵬と対戦した。霧島は土俵際に追い込まれたが残し、最後はひねって寄り切って6連勝を決めた。

大相撲 六日目 中入後 結果

中入後の勝敗。琴栄峰に土が付き、平幕の勝ちっぱなしがいなくなった。欧勝馬は初日から連敗のあと、4連勝と調子を上げてきた。小結の若隆景は連敗はせず5勝目。豪ノ山も4連勝で5勝目。

(気象情報)
気象情報

全国の天気予報を伝えた。

(エンディング)
エンディングトーク

出演者がエンディングの挨拶をした。

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