皇居では、2年ぶりとなる「新年一般参賀」が行われている。皇居の正門前には約1万4000人が集まり午前9時半、一斉に入場。天皇皇后両陛下をはじめ、長女の愛子さま、上皇ご夫妻らが宮殿のベランダに並び、陛下がおことばを述べられた。「本年が皆さんにとって安らかで良い年となるよう願っております。年の初めにあたり、我が国と世界の人々の幸せを祈ります」。去年の新年一般参賀は元日の能登半島地震を受け中止となったが、今年は入場者を1回あたり2万人とコロナ禍前の対応に戻し実施。常陸宮さまは高齢のため負担を考慮して出席せず、三笠宮家と高円宮家の皇族方は去年の三笠宮妃百合子さま逝去を受け、出席を控えられた。午前午後合わせて5回、国民の祝賀に応えられる予定。