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「目にあまる景色」 のテレビ露出情報

洋画家・野見山暁治は数々の作品を描き文化勲章を受賞。102歳で亡くなる直前まで絵筆をとりつづけた。そんな中、野見山さんのアトリエから未公開のスケッチが見つかった。描かれていたのは戦前の沖縄の光景や暮らす人々の姿などで18枚のスケッチにわたり描かれていた。野見山さんの教え子で作品に精通している秋元さんによると野見山さんの原点が見えるという。学生時代の野見山さんは初めて沖縄に行き虜になったと自身の著書で綴っている。長年、野見山さんを支えた山口さんによると、生前、沖縄の女学校で絵を教えていた美術学校の先輩との出会いについて話していたという。将来は先輩のあとを継いで働きたいと考えていたが、太平洋戦争により希望は絶たれた。
野見山さんは70歳を過ぎた頃、戦争で亡くなった画学生たちが描いた作品などを収集し展示する取り組みを始めた。野見山さんと共に絵の収集をしていた窪島さんは戦地で息絶えていく友人の姿や戦場の現状を味わった後ろめたさ、負い目などやり場のないものを持っていたと話した。野見山さんが亡くなる1年前に書いた日記には戦争の実態を最後まで考えていた。

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