江藤拓農水大臣は「だいたい安いもので3000円から店頭に並び始めたという」と語った。いよいよ店頭に並び始めた備蓄米。コメの値下がりが期待される中、別の商品にも注目が。見た目と味は国産米とほとんど同じだというベトナム産のジャポニカ米が、スパイスハウスでは5キロ3240円で販売されていて人気。スパイスハウス・高梨孝志取締役は「炊飯器で作れる。炊き上がりも全く変わらず、おいしく食べられる」と語った。注目される要因はほかにも。海外メディアなどによるとジャポニカ米を生産しているベトナム企業は、日本の大手スーパーなどのプライベートブランドとして早ければ3月末にも販売を開始する予定。様々な動きが広がる一方で依然として続いているコメの価格の高止まり。農林水産省によるとスーパーでの平均価格は今月16日までの1週間で5キロ当たり4172円となっている。価格高騰の影響は日本の食文化にも。東京商工リサーチによると去年の寿司店の倒産件数は27件で、増加傾向に。物価高や人手不足が主な原因。