皇居で新年恒例の「講書始の儀」が行われて天皇皇后両陛下や皇族方6人が各分野の第一人者から講義を受けられた。「講書始の儀」は明治時代に学問の奨励を目的に始まった。年の初めに天皇皇后両陛下が皇族方とともに様々な分野の第一人者から講義を受けられる。今年は服装史学が専門の大阪大学・武田佐知子名誉教授、国際経済学・動学的一般均衡理論の京都大学・矢野誠名誉教授、免疫学・東京大学・谷口維紹名誉教授の3人が講義した。両陛下はうなずきながら講義に聞き入られた。去年に続き2回目の出席となった両陛下長女・愛子さまも進講者を見つめて背筋を伸ばして聴講された。