能登半島の七尾湾は周囲を山に囲まれ、波が穏やかなことなどから柔らかく旨味があるナマコが育ち、県内最大の産地となっている。漁が解禁された今日、七尾市の石崎漁港では底引き網で獲った体長15~20cmほどのナマコが水揚げされた。好漁が期待されたが、今日の水揚げは5キロほどで多いときの20分の1程度であった。漁協によると、夏に猛暑となったことで海水温が高く、ナマコが育たなかった可能性があるとしている。七尾湾のナマコ漁は例年寒さが厳しくなる来月から本格化し、来年4月まで続くという。
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