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「石川丈山」 のテレビ露出情報

きょうから3日間、「錦秋のかんさい」と題して関西各地の紅葉を中継で伝える。初回のきょうは京都市左京区の詩仙堂。江戸時代の文人の山荘に設けられた庭園から。案内するのは京都放送局の菊田アナウンサー。京都市左京区にある詩仙堂。ここは徳川家康の仕えた武将であり、文人でもある石川丈山が建てた山荘。詩仙堂という名前の由来となった部屋が詩仙の間。掲げられているのは李白や杜甫など中国の著名な詩人36人の肖像画。これらは狩野探幽が描いたものとされている。広さ4畳半のこの部屋から眺めるために丈山みずから設計した庭園。中国の山水画をイメージしてつくられた。紅葉の赤、サツキの緑、そして砂の白という3色のコントラストを楽しむことができる。カエデの木々がこの庭より一段低い場所に植えられているため畳に座ったときに目線の高さでこの紅葉を楽しめるそんな工夫も施されている。建物を出て広大な1000坪にもおよぶこの庭園を散策しながら間近で紅葉を楽しむというのも1つの魅力となっている。そしてこの庭園には、丈山が初めて庭園に取り入れたというあるものがある。それがししおどし。ししおどしは田畑を荒らす動物を追い払うためにこの音を使った装置だが、これらを改良して庭園に丈山が初めて取り入れた。川の水を利用してこの音を出すという装置。音が響き渡ると、庭園に静けさ、さらに引き立たせて際立たせてくれる。静けさの中で楽しむというこの紅葉、ことしは12月の頭ごろまで楽しむことができるということ。

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