大相撲秋場所で自身2度目の優勝を果たした関脇・大の里が一夜明け、喜びを語った。秋場所の14日目、勝てば優勝が決まる大の里は過去3戦全敗の大関・豊昇龍との一番。苦手とする相手を一気に押し出した大の里。大一番を制し、2場所ぶりとなる自身2度目の優勝を果たした。自己最多となる13勝を挙げ、大関昇進の目安となる直近3場所での33勝以上を達成。昭和以降では史上最速となる初土俵から所要9場所での大関昇進を確実なものとした。大の里は大いちょうが結えず未だ、ちょんまげ姿。もしかしたら史上初のちょんまげ大関が誕生するかもしれない。角界の歴史にその名を刻み続ける大の里。原動力となっているのは片時も忘れることのない地元・石川県への思いだった。来場所、更なる活躍を誓った。