そしてきょう、パリオリンピックの前哨戦・ネーションズリーグ準決勝で強豪・スロベニアと戦った日本。高橋藍は左足首のケガで出場メンバーから外れたものの、日本は磨き続けた武器から流れを掴む。石川の正確なサーブレシーブから大塚がスパイクを決める。さらにセッターに正確なパスが返りスパイクを打てる選手が4人いる場面ではトスの選択肢が増え相手に的を絞らせない攻撃をしていた。第1セットを先取した日本は続く第2セット、持ち味である鉄壁のディフェンスをみせる。スロベニアの強力なスパイクをひろいまくり、スーパーレシーブを連発しラリーを制する。守備で流れを掴むと攻撃ではエース・石川が止まらない。両チームトップの21得点を叩き出しスロベニアにストレート勝利。主要国際大会で47年ぶりに銀メダル以上を確定させた。