今都内で行われている企画展。東日本大震災から15年。当時、幼く震災の記憶もほとんどない、あまり知らなかった学生たち。今からでも伝えられるメッセージがあるのではないかと考えて挑戦した企画展。企画展を行っているのは東京工芸大学インタラクティブメディア学科の学生たち。双方向の情報伝達をデザインと技術の観点から学んでいる。作品の1つが、宮城県石巻市の大川小学校に残された壁画。15年前の津波で壁が崩れたり、色が剥がれたりしている。来場者の手で壁画を修復しているような疑似体験ができる。作品を考えたのは永井希実さん。千葉県出身で震災当時は幼稚園児。地震の記憶はほとんどない。去年、大学のゼミで訪ねた大川小。震災前は多くの子どもたちが通い、賑わいがあったということを壁画から感じたという。災害時を想定したシミュレーションゲーム。埼玉県出身の山岡由紀那さんは、悲しいもの触れにくいものとしてではなく、たくさんの人に知ってもらいたいとゲーム形式にしたなどと説明。企画展は今月22日まで、東京工芸大学中野キャンパスで入場無料。
