コメの取引価格は2022年6月は1万3,865円だったが、2023年は1万5,866円。また、コメの在庫量は過去最低の156万トン。岸さんは「直近の猛暑の影響が大きいのは当然だが、農林水産省の政策のまちがいの影響もある。過去ずっと減反政策ををしてきて、最近はコメの需要が減っているから農家さんに食用じゃなくて家畜の飼料用に転換するよう促していた。そんな中で結局猛暑により供給が減り値段が上がっている。いま政府は電気・ガス代などを補助しているので、コメの値段も政府が補助してほしい」などとコメントした。秋葉社長によると「どんどん生産意欲がなくなってきている。コストは上がっているのにおコメの価格が上がってこなかったので生産者の取り分が減っている。なので本当に生産者が生産しやすい環境を整えるのが重要」などと話した。中嶋米穀の社長によると「おそらく9月上旬になると新米のコシヒカリなどが出荷されるので、そうなればコメ不足も一旦落ち着くのでは」としている。農林水産省も「ことしの新米がこれから流通するため、価格は徐々に落ち着く」としている。