政治部官邸キャップ・平本典昭が自民党総裁選挙について解説。現時点で少なくとも過去最多の8人(小林鷹之氏、石破茂氏、河野太郎氏、林芳正氏、茂木敏充氏、小泉進次郎氏、高市早苗氏、加藤勝信氏、上川陽子氏、斎藤健氏、野田聖子氏)が出馬する見通し。きょう茂木幹事長が出馬を表明。現状、小泉氏、石破氏を軸とした戦いになりそう。茂木派幹部は「負けが分かっていても出ないわけにはいかない戦い」と話す。“負け”でも出るのは候補者乱立となり「今回出られなければ次回以降も出られなくなる。党内で埋没する」との焦りの声も。また、総裁選で存在感を示せば負けた場合でも次の政権で重要ポストの可能性が高まるとも考えられる。今回は茂木氏や石破氏の“経験が武器”のベテラン勢と“刷新感はあるが経験はない”若手との論点もある。乱立したことで選挙戦の論戦で割り当てられる時間は少なくなるとの声もあり、ベテラン陣営は議員や党員の支持獲得に向け「短時間で違いを見せる難しい戦略が問われる」との不安の声もある。(中継)国会記者会館。茂木氏陣営、石破氏陣営に言及。
政治部官邸キャップ・平本典昭が自民党総裁選挙について解説。今回の選挙は乱立もあり1位と2位の決選投票になるという見方が大勢。決選投票に残るカギが党員票(367票)とみられる。8人が出馬するとなると、まず160人の票は固まるが、残り約200票については分散し差が出にくいとの声がある。党員票(367票)は石破氏や小泉氏が優勢で、林氏などは劣勢とみられている。党員票をどこまで獲得できるかがカギを握ることになりそう。
政治部官邸キャップ・平本典昭が自民党総裁選挙について解説。今回の選挙は乱立もあり1位と2位の決選投票になるという見方が大勢。決選投票に残るカギが党員票(367票)とみられる。8人が出馬するとなると、まず160人の票は固まるが、残り約200票については分散し差が出にくいとの声がある。党員票(367票)は石破氏や小泉氏が優勢で、林氏などは劣勢とみられている。党員票をどこまで獲得できるかがカギを握ることになりそう。