関税に関するトーク。トランプ大統領と石破総理大臣の電話会談の後にベッセント財務長官とグリア通商代表に対して日本との関税貿易交渉にあたるよう指示したとのこと。ベッセント氏はトランプ関税の発表によって世界の市場に動揺が広がる事態を重くみて、自ら大統領の私邸に赴いて各国との交渉を加速しなければ先行きの不透明感からくるマーケットの不安は抑えられないと大統領に直接進言したと報じられている。グリア氏は手強い交渉相手とのこと。ラトニック商務長官はトランプ政権の一連の関税政策を主導してきたという。ラトニック商務長官は同時多発テロ事件の時、ラトニック商務長官がCEOを務めていた投資会社が世界貿易センタービルに入居していて、全従業員の7割が犠牲になったとのこと。一時は再起不能と言われていたが、億万長者に返り咲いたとのこと。トランプ氏初当選の前から大口献金者。今後の日米交渉ではラトニック商務長官が背後にいるということは考慮しておく必要がある。