第97回選抜高校野球大会で早稲田と聖光学院が対戦。聖光学院の先発は大嶋哲平。1回いきなりノーアウト1塁3塁のピンチを背負うと、先制の犠牲フライを許すなど3回までに3点を奪われる。追う聖光学院は4回、1点差に迫り大嶋がセンター前に運び、自らのバットで同点に追いつく。同点で迎えた7回、4番の竹内啓太が勝ち越しに成功。7-4で聖光学院は14年ぶりのベスト8進出となった。
初出場で1回戦を突破し勢いに乗る浦和実は3回、4番の三島陽之介が東海大の先発砂田左漸から勝ち越しタイムリーを放つ。5回から浦和実のマウンドを立たされたのは1回戦完封の石戸颯汰。最速130kmのストレート、100km台の変化球でタイミングをずらし、この試合でも点を与えなかった。浦和実はベスト8進出。