冷凍ずし「碧寿司」の解凍技術。すしキット中にはプレートにのった冷凍ずしのパックや特製の容器などが入っている。その容器に水を張り、付属の発熱材を入れる。この状態で冷凍ずしがのったプレートをセットすると水蒸気が出てくて18分待てば調理は完了。国際特許に出願済みの技術。駅弁などを温めるときにも使う発熱材だが、この冷凍ずしでは、あえてふたをしないことで上に置いたすしネタは程よく解凍しふっくらさせたいシャリには、より熱を加えるという形にした。プレートの穴はミリ単位で大きさが違う。食感や温度などが一つのプレートの上でベストな仕上がりになるよう計算しネタごとに穴の大きさを変えている。この形にたどりつくまで700個もの試作失敗を繰り返したそう。工場では、その道17年のすし職人がわざわざ1貫ずつすしを握りマイナス40度で冷凍している。クールジャパン・柿沼寛之代表のコメント。