個人向け国債の金利上昇が見られてきた。佐野さんは「金利面で結構魅力的になってきたと思うが、これまで日銀引き受けてきたもの、通常だと預金取扱金融機関だが、金利リスクの観点から以前のように国債が買えないわけで、そうすると今までは貯蓄、個人が預金して預かっているお金を使って国債金融機関が買っていたところから投資、今度は個人が直接購入をするという資金の流れなのではないか。ただ今後に課題がある。優遇税制、年金型など新商品も必要」などと述べた。尾河さんは社長100人アンケートについて「先日生成AIの専門家の人との対談でAI同士の戦争という話に発展した場合、一体どこが勝つのだろうかという話になった時に経済力が強い国、それから電力がある国、要するにエネルギーがある国。日本の場合はこの円安局面でエネルギーを輸入しなければならないという国になる。原発の話は割とタブー視されがちだが経営トップの方々のこういう意見というのはやっぱりそろそろこの話をしなければならないのかと感じた」などと述べた。